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2012年 01月 07日
数年前から実現したいと思っていた賃貸住宅の工事が始まりました。
![]() 化学物質を可能な限り除去した建材を使用した(天然住宅仕様)、 菜園&エネルギー(太陽熱温水器)付きの賃貸住宅です。 工事の進捗状況については、こちらのブログで公開させていただいていますので、このブログでは、構想から着工に至ったお話を少々。 私が不動産業界の末席に属したのが2003年。 当時、「自分が住みたいと思う賃貸がない」と思い、色々な工法や事例などを調べている内に、「化石燃料になるべく頼らない、健康的で快適な住まいが欲しい」と思いました。 その後、自分の体調管理から興味を持った野菜から、 畑だの山だのと行きはじめたのが2006年。 「農地(農業)を残したい」 「土に触れることを日常にしたい(してほしい)」と思いました。 数年間、農村と都市を行き来したり、都市農村交流ツアーに関わっていて 思ったことがありました。 「ムラも困っているけど、マチも困っている」 村のお手伝いに行ったはずの都市生活者の方々が、むしろ農村で元気を貰ってくる事は多く(私自身もその一人でした)、農村は高齢化や担い手減少が進んではいるものの、それでも街中の人間からは逞しく思えました。 ![]() 私の周囲には、農村に移住する友人や、農林業を支援もしくは従事されている友人や知人の方も多くいます。その方達は、放っておいても、農村・農林業で頑張ってくれています(笑) よそ者&素人の私が関わるより頼りになりますし、現場は彼(彼女)らに任しておけばいいのではないか?と思うこともありました。(勿論、お手伝いできる事&できるようになる努力は今後も続けていきます^^) 一方、街中では、土のある生活に興味は持っているけど、お仕事の都合などで村に移住まではできない方々がいらっしゃいました。それなら、私自身もホームベースである街中で、地方と都市を繋げるような事例を作れないかな?と、思うようになりました。 農村には少ない資源が、都市にはあります。 都市には少ない資源が、農村にはあります。 どちらか一方のフィールドだけでは解決しにくい課題も、相互が補完することによって、新しい糸口が生まれるだけでなく、相乗効果が生まれる可能性を感じました。 まずは自分が関われる事例として、街中(都市部)から、その周辺地域へ。そこから土や山に繋げていくことができたらいいな、と思っています。 「モーラの家」が、日常の快適な住まいを提供すると供に、ゆくゆくはそんな拠点の一つになっていってくれたら、すごく嬉しいです。 ![]() ここ数年間は、業界からも組織からもはみ出し、というか一時は飛び出しっぱなしになり(笑)、随分遠回りをしてきましたが、今だから出来るようになったこと(力を借りられること)もあり、本当にありがたいと思いながらプロジェクトを進めています。 住宅は住まう人あってのものですから、建物完成後が本番スタートとは思いますが、まずは完成という一つ目の目標に向けて、 山のチカラ、街のチカラ 個人の想い、法人の機動力 もろもろ結集して、2012年5月末の完成を目指して、 埼玉県志木市で工事が進行中です! 2012年 01月 01日
昨年中お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
この登り龍が如きとまではいかずとも、 今年もコツコツ(フラフラ?)てけてけと、 街中も山中も歩いていきたいと思います。 ![]() 去年は、身の丈をちょっと越えたものに手を出すことが続いた年でした。 私にしては頑張ったと思うんだな!(笑) 今年(来年度)は手を出したものを、 少しこなれたものにしたり、育てる段階にしていきたいと思います。 本年も生暖かい見守りや叱咤激励など、 引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます! 2011年 12月 22日
猟友会姫路支部主催の狩猟見学会に参加させて頂いてきました!
![]() 狩猟見学といえば、7月に北海道(西興部村)でも見学させていただきました。(@エゾシカエコツアー)この時はいわゆる「流し猟」。車でブーンと走って、鹿を見つけたら車から降りて、気づかれないように近づいて仕留める方法です。撃つ方以外は車でジッと待機。 ![]() 鹿の増加が著しい北海道では、夜間、早朝は牧草地に鹿が群れがやってきてまして、そこら中で遭遇します。ナイトセンサスでは、ドドドと群れが道路を横切って、一時通行止めになった時もありました。 ちょっと判りづらいですけど、ナイトセンサスで照らし出されたエゾシカさん達。 ![]() 北海道では、山が少なく(もしくは低く)牧草地が多く、鹿もすぐ見つけれますので、「流し猟」が一般的です。一方、山間部の多い我が国では「巻き猟(巻き狩り)」というスタイルが一般的。 巻き猟では、獲物を追う勢子(せこ)と、射手(待子という所もあり)に別れて、無線を使いながらグループで猟をするスタイルです。勢子が山に猟犬をはなして、射手が待つ場所まで追います。射手はそれぞれ間隔を空けて配置され、獲物が追われてくるまで待ち続けます。(ちなみに他には、忍び猟という猟法もあります) 寒い中、待ち続けるのはかなり辛い。。。 ![]() 現地に知人がいない&体力に自信がない状況で、初めての巻き猟参加ということで、珍しく(!)前日までとても緊張していたのですが、現地の方々には本当に良くしていただき、参加後は緊張もほぐれ、山もお料理も満喫させて頂きました。 当日は姫路近隣や京都などから大勢の参加者!ご家族連れの方もいらっしゃいました。 ![]() 体力に自信がない方は、車で移動したりなど、見学範囲は人によって様々でした。私は今回、勢子役の方に同行させていただきました。尾根に出るまでのなかなかの斜面。かなり手加減して登っていただきました。。。 ![]() 登った後は降りるわけで。。。通常のトレッキングシューズでは滑りまくりました。最終的に山を降りた時には、自分から湯気が立ち上っていました(笑) ![]() イノシシや鹿による農林業における被害の増加とともに、ハンターさんの高齢化&人口減が課題となっているのですが、今回お会いしたハンターさんもほとんどの方が年金クラス。とはいえ、この逞しさ(^^; ![]() 姫路支部では、後進の育成にも熱心で、若手の方も数名いらっしゃり、頼もしい限りでした。 狩猟見学の後は、お待ちかねのお食事。と、その前に解体です。チビッコが熱心に見いっているのも頼もしかったです(笑)おじいさん世代からお孫さん世代までが一緒で良い空間でした。 ![]() お食事はいただくのに夢中になり、写真を一枚も撮ってきていませんでした(汗)鹿鍋、シシ鍋、BBQ、どれも本当に美味しかったです。山の恵みをありがたく頂いてきました。 ![]() 巻き猟はチームで行いますので、人数がある程度必要になります。担い手が少なくなってしまった地域では、この猟法での猟が難しくなってきてしまった所もあるようです。(それによって罠猟に移行する動きもあります) 鳥獣被害の対策は、生き物を相手にすることなので、色々難しいですが、農林業における被害は減る傾向にありません。各地域に野生鳥獣の保護、管理の専門家がいたらいいのにな〜と思います。 これから自分自身も射撃の練習などを始めつつ、また現地にお邪魔する機会を作って、できるコトからしていきたいと思います。 2011年 11月 25日
「わたし(僕)も、わな免許を取りたいんですけど」
とお尋ねいただく機会が最近続きましたので、 取得に至るプロセスを、簡単にご説明したいと思います。 (写真は、講習会での猟具の取り扱い実技で使用された小型の箱わなです) ![]() 狩猟免許試験は、地方自治体(県)単位での実施となっておりますので、 詳細は、「ご自身がお住まいの都道府県名」&「狩猟免許」で、 検索をかけると、試験日程や申込手順の説明がされている 県の該当ページが見つかると思います。 埼玉県の23年度は、こんな感じ。年4回の受験日程でした。 ちなみに東京都は23年度は年2回の実施でした。 試験日は大体、6月か7月〜9月ぐらいに実施する自治体が多いようです。 猟期(本州は11月15日〜)開始前に、ほとんどの試験実施は終わりますが、 猟期中に試験開催をしている自治体(千葉や岐阜)もあります。 狩猟試験前には、各県猟友会が、初心者講習(予備講習)と呼ばれる 講習会を開催してくれていると思います。 これの情報がネットなどではちょっと入手しずらい県もあるようです。 私は、狩猟試験の申込書も、猟友会講習の案内&申込書も、 最寄りの県の環境管理事務所で入手しました。 狩猟試験にかかる手数料(県証紙)は、初めて試験を受験する方は5,200円。 狩猟免許を受け、その有効期間内に他の種類の狩猟免許を受ける人は3,900円。 初心者講習会の費用は、テキスト(狩猟読本)代の1,000円のみでした。 (初めての受験でしたので、過去の試験例題集1,500円も別途購入) 講習会は、実施する猟友会によって参加費が異なるようです。 10,000円ぐらいの所もあったような。。。 ![]() この他に、狩猟試験の申込には医師の診断書が必要で、 診断書作成に5,000円かかりました。 試験では筆記試験に合格すると、実技試験がありますが、 わな(網)の場合は、知っていれば難しいことではありません。 これらの対策は、講習会でしてくれますので、講習会参加は必須です。 ![]() わな(網)免許は、 狩猟試験前に銃刀法の許可を得る必要がある銃猟免許と違って、 すぐに受験できますし、取得のハードルが低めです。 関係法令や鳥獣のことなど狩猟の基本的なことを知りたい方には、オススメです。 ただし、街中にお住まいの方が実猟をするのには、 獣道に設置したわなの見回りが必要なわな猟は、あまり現実的ではありません。 私自身は、鳥獣による農業被害から、わな免許を農家さんが取得する機会が増えてきたので、わな免許を取得しましたが、実猟に向けては銃猟の必要性を感じたので、現在は銃猟免許に向けて、手続き進行中です。 2011年 11月 17日
「食」でガチのマクロビアンをやってた経験が、雑食となった今でも、
「住」を考える際に、役立っているな〜と思うことがしばしばあります。 ![]() 食と住は、元々共通点が多いということもありますが、 何でも一度、トコトンやってみると、他の領域でも役に立つものですね。 手に入れたことを手放した頃に(笑) トコトンやっている間は、食の選択だけでなく、 思考的にも偏った数年間だった自覚があります(笑) (マクロビアンが偏った思考の持ち主というわけではなく、 私自身が偏っていただけです^^;) その間は、家族との衝突もありました。 若気の偏りは、後で役立つこともあるので、 やっておいて損はないと思いますが、早めに済ませておくのが吉! とは言いつつも、偏った分だけ、ふり幅が広がったり、 ユニークな方と友人になったり、濃い人脈もできますので、 私もまたそのうち何かに偏るかもしれません(笑) 以前の偏り経験を活かして、次の時は、 その対極を見に行くことも意識したり、もうちょっと優しく穏やかに、 寄り添うように偏ってみることができるんじゃないかと思ってます。 (あんまり丸くなっても面白くないと思わなくもないですし、、、( ̄。 ̄ )ボソ) 2011年 08月 04日
埼玉県の狩猟(わな猟)免許試験を受験しまして、無事に合格しました。
一時期ベジタリアンだったことをご存知の方には、 狩猟免許取得は驚かれるかと思いマス(笑) なんで取ったの?と聞かれることが多いので、 こちらでも説明することにしました。 簡単にいうと、 鳥獣被害が増えている。 しかし、狩猟登録者は減っている。 それなら、自分で免許を取ってみるか。 ということです(笑) アトピー→マクロビオティック・ベジタリアン→野菜→農業→ 中山間(耕作放棄地、林業)→獣害被害→狩猟免許(いまココ) ちなみに昨今の鳥獣被害のデータはこんな感じ。 ![]() 狩猟登録者の推移。 ![]() 一般的に野生動物の捕獲には、 狩猟による捕獲と有害鳥獣による捕獲があります。 ![]() ![]() そんなこんなで、行政(環境省)も対策のために一部規制緩和の方向にあります。 ![]() とはいえ、法令&基本知識を知るために、取得にいたった次第です。 次は実践ですねね〜。ちょっと自信ないけど。 2011年 06月 30日
『地域再生の罠〜なぜ市民と地方は豊かになれないのか?』を読んで、
友人知人の方と感想を共有して思考が刺激されたのでちょっとメモ。 ![]() やり取りをハショって書くと 「本当にうまくいっている事例は模倣が困難」(葉っぱビジネスとか) という本書の意見(私も同意)に対して、 「普通にやったらちゃんと上手くいく簡単な(模倣できる)仕組でないと」 というご指摘などなど。 本書内容にもナルホド納得な感想を持っていましたが、 いま自分が関わっている案件(=事例が増えやすいように模倣できるレベルのモデル作り)のこともあり、後者の方のご指摘にもごもっとも、と思ったわけです。 ご意見をいただいてアレコレ考える中、思い浮かんだのが、 理念の共感共有がされていれば、仕組みの模倣も上手くいくんじゃないかな〜 というコト。 ただ場所や関わっている人が違うと、 当然のことながら結果的にちょっとずつ違うものになると思います。 それでいいと思う。それがいいと思う。 理念の共有+仕組の模倣×地域性人間性 そんなイメージ。 天然住宅仕様のエコヴィレッジや住宅の各事例、 愛妻家協会の嬬恋村のキャベチューから派生した 各地でのチュ〜イベントなどは、まさにそんな好事例ではないかと。 理念への共感や共有がされた上での、仕組やハードの模倣。 それぞれの事例にそんなものを感じます。 あ、でも各事例が全く同じというわけではないので模倣って言葉より、 共有って方がしっくりくるかなー。 仕組やハードの共有。 うん。こっちかな。 2011年 06月 01日
![]() なんで自分は現地や現場に行くのが好きなのかな?と考えた時、 (それもちょっとマイナーな現場に行くのが好きです) 現場にいる人が好きだからとか、アホだから本を読んでもよく判りません、とか 誰かの主観が入った情報より、自分で体感して得る情報が欲しいとか、 色々理由があるのですが、「ああ、そうだ」と改めて認識した理由が一つ。 現場には まだ多くの人が自覚していないと思われる課題や潜在ニーズを、 何となく、もしくはハッキリと自覚して行動に移している人が集まりがち だから。 そんな意識を持っている方達と、一緒に現場作業もすると、 非言語領域でのコミュニケーションが成り立ち、 その後の言語コミュニケーションも濃密になるわけです。 これは一度経験すると病み付きになるんですネー。 「10回の会議より1回の開墾」とおっしゃった方がいましたが、 これまさに名言。 作業後の飲みにケーションに勝るコミュニケーションの場は、 なかなか無いと思うのです(笑) ![]() こういうコミュニケーションに慣れてしまい、 会議室ベースでのコミュニケーションが ますます下手になってきてしまったと思われる今日この頃(汗) 2011年 05月 31日
午前中鍼灸行って、午後畑。
オバーチャンかよっ!と我ながらツッコミを入れたスケジュールの日(笑) ![]() どうやらストレスや疲労による影響を副交感神経に受けやすいらしく、 (交感神経に受けやすい人もいるそうです) 太陽の下での活動はどんどんするように推奨されました。 ひゃっほー。山や畑に行く、もっともらしい口実をゲット(笑) 確かに、山や畑に行くと、チャージされてきますが、 どちらかというとアース放電しに行ってる感じの方が強いです。 コンクリートの上やPC作業が続いて帯電してくると、 調子が悪くなってくるので行かずにはいられなくなります。 木の根や土の上に座ってお茶を飲んだりするのは まさにコンセントでアースをとっているイメージです(笑) ![]() 何も考えずに歩いたり、雑草を抜いたりするのも、 思考に余白ができる心地よさがあります。 山も畑も、楽しみとしてレジャー的な役割もありますが、 私にとってはレスキュー的な役割の方が大きいかも。 (どちらも万年ナンチャッテレベルですが) だからやっぱり、市街化区域内にも畑は残っていって欲しいわけです。 街づくり的にも、個人的にも。 2011年 05月 06日
天然住宅さんのツアーで、
昨年の7月に皮むき間伐(乾燥)でお邪魔させていただいた山に、 伐木をしにお邪魔してきました! ![]() 皮むき間伐って何なのさ?という方は、昨年の記事をご参照いただければ。 1日目皮むき作業、2日目栗駒木材さん訪問 前回、皮をむいてあった木は、立ち木の状態で、 表面は割れが入るぐらい乾燥していました。 ![]() 生木より乾燥しているので、細いものだと、こんな感じで運べます。 ![]() 今回のツアーのハイライトは何と言っても、皮むき間伐材の伐木&製材。 それと生木との含水率比較。結果をザックリ簡単に。 左2本が皮むき材。全て杉です。 ![]() 生木:135% 皮むき材その1:100% 皮むき材その2:60% だったと思います。。。 といっても、測定器を置く場所によって、含水率は変わりました。 (↓これは低温燻煙乾燥後の材木なので30%きってます) ![]() 木の頭頂部の方が、下の部分より水分が少なかったり、 (おそらく、上部になると水分の吸い上げが弱いのではないかと) 赤芯の所は、水分が多かったり。 立木(皮むき乾燥中)の状態でも、枝の枯れ具合に差がありました。 ![]() 木も生き物なのだから個体差があるんだな、と 当たり前といえば当たり前のことを改めて感じた次第です。 木はまだまだ奥が深い!!面白い!! 山への受け入れをしてくださっている栗駒木材さんは、 除草剤を使わず、補助金も貰わずに林業をされています。 状況は厳しいけれど、こういう会社を応援したいし、増えていっても欲しいです。 今年は弊社でも栗駒木材さんの材を、事務所の一部に利用しました。 (低温乾燥だと赤みが美しく残るとか) ![]() 住宅に関わる者として、今年は栗駒さんの材をもっと使う機会を作るべく、 ただいま画策中です!
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