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2011年 05月 06日
天然住宅さんのツアーで、
昨年の7月に皮むき間伐(乾燥)でお邪魔させていただいた山に、 伐木をしにお邪魔してきました! 皮むき間伐って何なのさ?という方は、昨年の記事をご参照いただければ。 1日目皮むき作業、2日目栗駒木材さん訪問 前回、皮をむいてあった木は、立ち木の状態で、 表面は割れが入るぐらい乾燥していました。 生木より乾燥しているので、細いものだと、こんな感じで運べます。 今回のツアーのハイライトは何と言っても、皮むき間伐材の伐木&製材。 それと生木との含水率比較。結果をザックリ簡単に。 左2本が皮むき材。全て杉です。 生木:135% 皮むき材その1:100% 皮むき材その2:60% だったと思います。。。 といっても、測定器を置く場所によって、含水率は変わりました。 (↓これは低温燻煙乾燥後の材木なので30%きってます) 木の頭頂部の方が、下の部分より水分が少なかったり、 (おそらく、上部になると水分の吸い上げが弱いのではないかと) 赤芯の所は、水分が多かったり。 立木(皮むき乾燥中)の状態でも、枝の枯れ具合に差がありました。 木も生き物なのだから個体差があるんだな、と 当たり前といえば当たり前のことを改めて感じた次第です。 木はまだまだ奥が深い!!面白い!! 山への受け入れをしてくださっている栗駒木材さんは、 除草剤を使わず、補助金も貰わずに林業をされています。 状況は厳しいけれど、こういう会社を応援したいし、増えていっても欲しいです。 今年は弊社でも栗駒木材さんの材を、事務所の一部に利用しました。 (低温乾燥だと赤みが美しく残るとか) 住宅に関わる者として、今年は栗駒さんの材をもっと使う機会を作るべく、 ただいま画策中です!
by mocho79
| 2011-05-06 17:21
| 持続可能な社会
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