Visioning
2016-11-06T19:05:32+09:00
mocho79
食や農・住まいなどがテーマ。都心や里山に出没しながら、近未来を想像(創造)中。日々の食事は穀物菜食派。だったけど最近しばし肉食化
Excite Blog
再現性について考える
http://visioning.exblog.jp/25116481/
2016-11-06T18:47:00+09:00
2016-11-06T19:05:32+09:00
2016-04-08T18:59:02+09:00
mocho79
持続可能な思考
わたしの場合、そもそも『モーラの家』も『ミドリムシ不動産』も、自分ごとの延長として立ち上げたものなので、自分自身が感じたニーズが動機となっています。とはいえ、小さいながらも事業として立ち上げた後は、他人様にサービスを提供するものなので、努力を続け、自分の能力の限界が、その事業の限界であってはならない、ということに気をつけてきました。(その対策として、自分で出来ないことは、コントロールを手放したりしたのですが、そうはいっても、私の能力内に留まっているようにも感じます)
「自分ごとの延長でローンチして上手くいった事例は、その人やその背景ならではの諸々が具現化されたもので属人性が高く、そのため再現性が低い。(→だからデータを使って分析が必要。という話の流れだった)」ということを指摘されていた方もいらっしゃった。これにもナルホド身に覚えがあるゾ、と思いましたが、これまた「再現性が低いことの何がいけないんだろう」との思いが。均質化されたものに違いを出そうと、あちこちで一生懸命、差別化というのをしているじゃないか、と。再現性が低いというのは、差別化としては上手くいったことにならないのでしょうか。どこに行っても均質的なモノやサービスが入手できるのは、それはそれで素晴らしいことだと思います。(インドでお腹を壊した時、マクドナルドクオリティがありがたかった。しかしローカルのチャイも美味しかった)
つまるところ、何のための、誰のための経済なのか、ということなのかしら。うーん。
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経済成長とはどういうことでしょうか?
http://visioning.exblog.jp/25116496/
2016-04-08T19:05:00+09:00
2016-11-06T18:49:24+09:00
2016-04-08T19:04:49+09:00
mocho79
持続可能な社会
こちらの方のインタビュー記事は、経済成長のこと、市場のこと、経済学の歴史の流れなど、大変わかりやすかったです〜。
『経済的豊かさの先にめざす成長と幸福のあり方を考えよう~元新潟県知事の平山征夫氏へのインタビュー』
インタビューアーの枝廣淳子さん曰く「日本銀行で長く勤められたご経験などからのお話、ひじょうに読み応えがあり、考えどころ満載です」
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地域経済分析システム『RESAS(リーサス)』が面白い
http://visioning.exblog.jp/25068108/
2016-04-04T18:48:00+09:00
2016-04-08T19:08:46+09:00
2016-03-22T15:28:01+09:00
mocho79
持続可能な社会
【推奨環境】
CPU: Intel core 2 Duo CPU E7500 以上
OS: Windows 7(64bit)以降
ソフトウェア: Google Chrome 41.0 以降
各自治体が地方創生のための施策を考える時に、参考にしてもらうために、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部が作ったサイトなのですが、
各地域の人口の変化や人の流れ、企業活動のデータなどが、素敵にビジュアル化されて表示されるので、判りやすくて面白いです。
私も、どれどれ地元のことをちょっと調べてみようと見てみたら、人口推移などでは、なかなかシビアなシュミレーションも表示されたりして「ひゃあっ」となりました。
パターン1:全国の移動率が今後一定程度縮小すると仮定した推計(社人研推計準拠)
パターン2:全国の総移動数が、平成22年から平成27年の推計値と概ね同水準でそれ以降も推移すると仮定した推計(日本創成会議推計準拠)
シミュレーション1:合計特殊出生率が人口置換水準(人口を長期的に一定に保てる水準の2.1)まで上昇したとした場合のシミュレーション
シミュレーション2:合計特殊出生率が人口置換水準(人口を長期的に一定に保てる水準の2.1)まで上昇し、かつ人口移動が均衡したとした(移動がゼロとなった)場合のシミュレーション。
こちらの方は「観光マップ」の中の「メッシュ分析」というメニューを使って、ディズニーランドが空いているのはいつなのか調べられています。
RESASを使って、高校生や大学生が政策アイデアを考えるコンテストも開催されたりしています。
RESASの開発に関われれた方のお話を聞く機会があったのですが、その際に
「複雑さの性質を説明する時、複雑さをそのまま表現できるようになったので、抽象化する必要がなくなった」
といったようなことをおっしゃっていたのが印象に残ってます。
(複雑なままだと理解がおいついていってない自覚が私にはありますが...)
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greenz.jpのピープル遠足 @谷根千
http://visioning.exblog.jp/24936339/
2016-03-21T13:59:00+09:00
2016-03-21T14:31:17+09:00
2016-02-07T17:28:58+09:00
mocho79
ソーシャル・アクション
greenz.jpというウェブメディアをご存知でしょうか?
”ほしい未来”をつくるためのヒントを発信しているウェブマガジンで、
社会のグッドな事例を主に紹介しています。
greenzは、良質な記事を提供してくれていて、
読者として長いことお世話になってきているメディアです。
自分のプロジェクトがローンチした際には
取材もしていただき、丁寧な記事を掲載して貰ったこともあります。
そのgreenzには、greenz peopleという会員制度があります。
greenzの運営や記事配信をサポートする個人寄付会員制度です。
greenzの記事は無料で読むことができますが、
雑誌を定期購読するつもりで、私もgreenz peopleに入会をして、
毎月些少ながら会費をお支払しています。
会員になるといくつか特典があります。
一般には流通していない『green books』という本が年2回届いたり、
会員限定のメールマガジンが届きます。
会員用のオンラインコミュニティもあるのですが、
オフラインでもコミュニケーションの場がしばしばあります。
「ピープル遠足」なるものもその一つ。
会員有志の方による企画・幹事で、気になる場所を訪問する「遠足」で、
東京で始まりましたが、各地での開催にも繋がっています。
(参加はgreenz people会員限定です)
先日は、東京で「谷根千」を歩く遠足を企画してくださり、
私も参加をさせていただいてきました。
案内人は、芸工展の実行委員であるTさん。
芸工展とは
「まちじゅうが展覧会場」のキーワードを掲げた谷中芸工展(現在は芸工展)は、平成5年(1993年)に産声をあげました。毎年10月、2週間にわたり、谷中・根津・千駄木・日暮里・上野桜木・池之端界隈を舞台に開催されています。
地元に詳しい方ならではの土地勘、ネットワークを駆使していただいて、昭和感満載の味のある路地裏から、地元で活動されている建築家、いま話題の場所まで楽しく歩き、訪問させて貰ってきました。
外国からの観光客の方もかなりいらっしゃいました。 ここからは、訪問した所を一気に写真で。
ぶらぶらするのが楽しい素敵な街でした。
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3つの資本のバランスを考える
http://visioning.exblog.jp/23824151/
2015-11-28T15:52:00+09:00
2015-11-28T16:09:51+09:00
2015-03-25T20:33:07+09:00
mocho79
持続可能な思考
資本にもいろいろ種類があると思っています。
①自然資本(いわゆる自然環境、そこから得られる効用やエネルギー)
②社会関係資本(人との信頼・信用関係、コミュニティ)
③金融資本(いわゆる金融商品や、貨幣)
賃貸事業というものは、③の金融商品としての特色が一般的に強いものなので、
その事業での利回りは、当然のことながら重要視される傾向にあります。
モーラの家の場合でも、③の金融の視点からご質問を受けることがあります。
事業を持続可能にしていくために、金融の視点も勿論大事なことではありますが、
モーラの家では自然資本と、関係資本の視点も大事にしています。
自然資本・関係資本・金融資本。
その3つの総合力の総和がモーラの機能だと思っています。
この3つのバランスの丁度良い所。
そのバランスが見つからなくて、頭を抱えることも多々ありますが、
右手に理想、左手に実践を留意して、これからもコツコツやっていきたいと思います。
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レジリエンス(しなやかな強さ)の向上
http://visioning.exblog.jp/23828812/
2015-03-26T23:25:00+09:00
2015-03-26T23:53:44+09:00
2015-03-26T23:25:16+09:00
mocho79
持続可能な社会
しなやかな強さ・何かあってもまた立ち直れる力のこと
ベジタリアンになったり、農業・林業と首を突っ込み、不動産に出戻り、狩猟に立ち寄ったりと、フラフラしてきたことの通底には、「レジリエンスの取得と向上」に意欲があったのだな、と改めて。
その活動の、ほとんどはもっぱら個人活動だったのが、モーラの家のプロデュースによって、自分だけでなく、他の方にもレジリエスを発揮できる機会・場所を提供できたから、竣工以来、いろいろ嬉しいんだな、と改めて。
スモールハウスに萌えるのも、住まいやそこに住んでいる方に、レジリエンスの高さを感じるからだったんだな、と改めて。
「レジリエンス」という言葉で、いろいろ腑に落ちたり、説明しやすくなったのだけど、そもそもこの言葉自体の認知度はどれくらいなんだろう(笑)
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ミドリムシ不動産、掲載10軒目のお住まい
http://visioning.exblog.jp/23386504/
2014-12-04T16:34:00+09:00
2014-12-04T18:38:08+09:00
2014-12-04T13:59:51+09:00
mocho79
ミドリムシ不動産
まだ10軒ではありますけど、サイトオープン当時は2軒しかなかったので、掲載件数5倍の伸びです(笑)
サービスを開始をする時に、私が存じ上げているエコ・フレンドリーなお住まいを全て掲載させて貰えても、10軒ないな〜と思いながらのローンチでした。ですのでまだ10軒ではありますけど、個人的にはちょっとした節目を感じる数字です。
ありがたいことに掲載のお話は、自分で見つけてきてアタックした兵庫のお住まい以外は、全て工事をされた工務店さんや建築士さんからのご紹介です。心地よい素敵な空間にお仕事として伺えるのは、この上ない役得です。
今回ご紹介のお住まい(アーバンハイツ保土ヶ谷)も、初めてお伺いした時に「え?ここ本当に貸しちゃっていいんですか?」と思ったほど、こだわった素材や設備です(無垢材+床暖房って!冬は部屋から出なくなるでしょ〜w)
私の思考や嗜好はニッチすぎて、「ブルーオーシャンですらない」とご指摘&アドバイスを頂いたこともありまして、確かにそうだろうな、と自分でも自覚しておりましたので、ミドリムシ不動産開始時も、しばらくは閑古鳥だろうという覚悟で始めました。
そういった私たちの当初の想定は見事に裏切られて、掲載物件がすべて満室の時でも、お問い合わせをポツポツではありますけどコンスタントにいただきました。その多くは、お子様が喘息だったり、ご自身やご家族が化学物質過敏症を発症され、一般的に流通している多くのお住まいではお困りの方々でした。
「ミドリムシ不動産でご紹介しているようなお住まいを必要としている人へ、必要な情報がもっと届きやすいように」
という想いから立ち上げて1年ちょっと経ち、そろそろ別のフェーズに移ることを考えて実行していく必要性を感じるようになってきました。今後もお力添えやご支援をお願いすることがあるかと思いますが、引き続きどうぞよろしくお願い致します!
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「住民力」が真価のモーラの家
http://visioning.exblog.jp/23387017/
2014-12-03T15:28:00+09:00
2014-12-04T18:39:37+09:00
2014-12-04T15:29:15+09:00
mocho79
モーラの家
言い出しっぺも、幹事も入居者の方がしてくれまして、私と母がイチ参加者としてご一緒させて貰ってきました。
現在住んでいる方だけでなく、お引っ越しされた元入居者の方も参加する予定だったのですけど、都合が悪くなってしまい、結果的には現入居者の方と大家さんという構成になりました。町内会みたいです(笑)
ボディーワークのお仕事をされている入居者の方から、お宿でWSを受けている所
「あったらいいな」をモーラ(網羅)にした後の、「なったらいいな」と思っていたいくつかのことが、入居者の皆さんによって自発的に発生していまして、嬉しいことこの上ないです。私はもうストーブの前でゴロゴロしているだけです(笑)
モーラの家宣言の中に、
3. 自前でできることは、できるだけ自分たちで実行、実践する力を養う。
4. 「モーラの家」は、あくまでも住む箱。住み心地を創意工夫する。
というのがあるのですけど、
皆さんの実行・実践力や創意工夫力が、当初から私の想像以上で、ときどきビックリしています(笑)
竹を調達してきて流しソーメン会をしたり、ロケットストーブを自作したり、BBQをしたら美味しい食べ物が持ち寄られるだけでなく、飾り付けも自分達でされたり、産気づいた奥さんを、隣りの奥さんが病院まで連れて行ってあげたり…
皆さんスゴイです!
賃貸住宅というのは仮住まいですし、そこでのご近所関係も少し長めの一期一会のようなものです。とはいえ人生の一定期間をご一緒する空間であったり、ご縁なわけです。
なので、賃貸だからといって色んなことを諦めたくなかったのです。
入居者の方々と接していると、「諦めなくて良かったなー」としばしば思うことがあります。本当にありがたいです。
(おまけ)
ちなみ、モーラの家宣言の全文はこちら。
1. 化学物質を可能な限り除去した天然建材を使用する。
2. 天然木の住まいである以上、国内の林業富山のいとなみを応援する気持ちを忘れない。
3. 自前でできることは、できるだけ自分たちで実行、実践する力を養う。
4. 「モーラの家」は、あくまでも住む箱。住み心地を創意工夫する。
5. 賃貸住宅といえども、100年以上残り、社会ストックとなる家を造る。
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境界を超え、領域を行き来する
http://visioning.exblog.jp/22676318/
2014-08-04T18:47:00+09:00
2014-08-06T17:02:17+09:00
2014-08-04T18:47:27+09:00
mocho79
持続可能な思考
馴染みのない領域に顔を出したら、自分がいつも属している領域の課題も知る。
都市から農村に足を運び始めた頃も、こんなことがよくあったなー。
とちょっとデジャブというか懐かしくなりました。
国内の農村や中山間地域でご一緒してきた方が、新興国や貧困層の方向けに開発された技術にも興味を持っていることがよくあります。
新興国と中山間。
かたや海外、かたや国内ですが、
同じような課題があるというか、同じような光明がありそうというか。
状況が似ているとは一概に言えませんが、共通点があるというか。
そんなことを何となく感じます。
そして、私自身は興味を持った新しい領域やテーマに、ミーハー的に足を運ぶサイクルに、また久しぶりに入ってきたのかなーと思いました。
困っていると思って通った農村で、都市の課題も知り、そこでの経験や思考が「モーラの家」に結びつきました。過去数年分のインプットをアウトプットし、そこからのフィードバックも得られるようになったので、新しい経験や思考の旅へのニーズが自分の中で出てきたように思います。
アウェーも通い続けると、ホームになっていきますからね。ホームは成果としてありがたく享受・満喫しつつ、またちょっとずつ新しい旅を始める時期が来ているように思います。
今回も、最初は「なんとなくアッチの方」という感じで動き出して行こうと思います。]]>
モーラが面白い
http://visioning.exblog.jp/22674671/
2014-08-04T13:23:00+09:00
2014-08-06T16:47:12+09:00
2014-08-04T13:23:37+09:00
mocho79
モーラの家
「ミツバチ見ないよね〜」という話になった時に、モーラの家の住民さんから
「養蜂やりましょうよ!(モーラの家で)」
とご提案いただきました(笑)
住宅街だし、ちびっ子もいるし、蜂はどうかなーと思ったのですけど、それはそれとして、住民さんからそんな提案がある賃貸住宅って、面白いナーと、後でちょっとクスッてなりました。
そのうち「ニワトリ飼いましょうよ!」とも言われそうです。
あ、いや、もう言われたことあったかな?(笑)
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ブログタイトルを変更しました
http://visioning.exblog.jp/22515863/
2014-07-11T17:22:00+09:00
2014-07-11T17:25:14+09:00
2014-07-11T17:22:16+09:00
mocho79
持続可能な思考
『農的ソーシャルデザイン 〜ただいま開墾中』から
『Visioning 未来も今も、遠くも手元も』に。
数年間、農業の現場にお邪魔したり、
開墾したり、間伐したり、自分でも菜園を借りたり。
私自身の新しい領域を開墾してきた数年間でもありました。
それらの活動や行動が、2012年に竣工した
菜園・エネルギー付き賃貸『モーラの家』に繋がりました。
そしてその余波のような形で、
『ミドリムシ不動産』も2013年からスタート。
『農的ソーシャルデザイン 〜ただいま開墾中』の頃のインプットが、
まずは一旦ここらで集大成となってように感じました。
気になる場所に赴き、教えを請いながら関わってきたことを、
一つの具体的な形にできたことを、とてもありがたく思っています。
その過程は、それこそ開墾をして、耕作を続け、
収穫に至ったことと似ているように思います。
『モーラの家』も『ミドリムシ不動産』もまだまだこれからですが、
次のステージに向けて、また新しい領域へのチャレンジすることもあるでしょう。
そんな思いで、新しいブログ名に変えさせていただきました。
今後もどうぞよろしくお願い致します。
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映画『ホドロフスキーのDUNE』『世界の果ての通学路』
http://visioning.exblog.jp/22483065/
2014-07-06T19:22:00+09:00
2014-07-06T19:53:23+09:00
2014-07-06T19:01:40+09:00
mocho79
アート&シアター&音楽
”1975年にホドロフスキーによって企画されるも、撮影を前に頓挫したSF大作、ホドロフスキーの『DUNE』。「映画化不可能」と言われた小説、フランク・ハーバートの「DUNE」を原作に、そうそうたる面子をキャスト・スタッフに配し、莫大な予算と、12時間にも及ぶ上映時間を予定していたというその企画は“映画史上最も有名な実現しなかった映画”と言われ、伝説となっている。”
コピーから勇気が出るポスター。
スタッフやキャストを集めて、自分の思い描いていることを伝えて、一つの形にしていくプロセスの様子から、自分で企画運営をしたモーラの家の竣工プロセスのことなども思い出され、ちょっと走馬灯のようになりました(笑)
映画『世界の果ての通学路』も良かったです。
”ケニアのサバンナを、危険なゾウを避けながら駆け抜けるジャクソン。360度見渡す限り誰もいないパタゴニア平原を、馬に乗って妹と共に通学するカルロス。モロッコの険しいアトラス山脈を越えて、女友達3人と寄宿学校を目指すザヒラ。幼い弟たちに車椅子を押されながら学校に向かう、足の不自由なインドのサミュエル。彼らはひたすら歩く、歩く。走る、走る。ただ、学校に通うために…。”
サバンナの通学路は、私の危機管理能力では生き残れ無さそうです…。
誰もいないパタゴニア平原に子供2人だけの通学路では、自分がアメリカのシエラ・ネバダ山中で、数時間だけでも1人で居た時に心細くなったことを思い出しました。ひと気がまったくなく、自分に何かあっても気づく人がいない。それと同じような所を6歳から通っているとは…。日々養われるであろう精神力は大人並、もしくはそれ以上になっているのではないかと思いました。
今後も彼ら彼女たちの通学路と進路が安全でありますようにと願わずにはいられなくなりました。
それにしても、こういった情報に触れますと、学生時代の私は「たまたま自分は先進国に生まれただけで恵まれている環境にいる」ことに、軽く罪悪感を覚えていたように思います。
それで大学卒業後に、「一度は現地に行ってみたい」という思いから、タイでインターシップをすることにしたのですが、まぁ、私のレベルでは現地ではほとんど役に立たなかったものです(笑)
タイを離れる時には、「先進国ニッポンで働けるという立場を活かして、日本でできることをやろう」と思ったことは、今にも通じています。
学生時代の原点や、今ある環境は当たり前ではないということを再認識することになった良作でした。
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”ファミリービジネスのマネジメントには固有の経営理論があるべきだ”
http://visioning.exblog.jp/22188426/
2014-06-02T17:46:00+09:00
2014-06-03T07:21:55+09:00
2014-06-01T20:19:48+09:00
mocho79
持続可能な思考
日経ビジネスに星野リゾートの星野さんが書かれていた記事より。
→【「家族経営」が日本を支えている】
星野リゾートとは比べものにならない小さな会社ですけど、うちもファミリービジネスなので、この視点はとても共感を覚えました。
”会社が次の世代に生き残ることを優先する経営”というのは、持続可能性をコンセプトにした事業とも相性が良いようにも思います。(大企業のような大きな資本があって出来ることも勿論ありますが)
この記事を拝見して、 モーラの家 竣工後、今でも色んな方からおっしゃっていただく事を思い出しました。
「2棟目、3棟目と建てていかないんですか?」
「◯◯(ご自身が住んでいる地域)に建てる計画はありませんか?」
と、お問い合わせだけでなく激励をいただくことがあります。
大変ありがたいことですが、モーラの家は地域コミュニティーとの持続的な繋がりを持つ事も大事なコンセプトとして掲げているため、地主一家と地場の管理会社(地域の小さなファミリー企業)だからこそ出来ているソフトの部分があり、それを私達が他の地域に行って同じ様に再現することは簡単ではありません。
コンセプトに共感して頂き、モーラの家の様な住まいを創りたいと仰ってくださる方が現れ、そのお手伝いとしてお力になれるのであれば喜んでお手伝いさせて頂きたいと思っておりますが、何も知らず何もない所に打って出て、単純に今のモーラの家のコンセプトをパッケージとして持ち込み、一時の力業で何とか形にしても、それは持続性が低いように思ってしまうのです。
それを「甘い」とか「それでは世の中変わっていかない」と激励していただくこともあるのですが、それぞれの地域にはそれぞれの地域ならではの物があると思います。
もちろん我々もモーラの家の様な住まいが増えていって欲しいと思っておりますので、モーラの良さの発信を続け、そこから興味を持ってくださる方が増える努力は続けていきます。
そして、興味を持っていただいた方が、その方ならではのこだわりや、地域に合ったものを「網羅」して実現していって欲しいと思います。そのほうが持続する可能性も高いと思うのです。ミドリムシ不動産はその時にサポートとしてお役に立てたらいいな、と思っています。
(ファミリービジネスのマネジメントには)固有の経営理論があるべきだ
新聞やテレビなどのメディアが注目する企業業績や、ビジネススクールで教えている知識やスキルも、上場企業を含む大企業のマネジメントが多いように思うので、この星野さんのご意見に、生まれも育ちも中小企業の者として、ちょっと励まされました。
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自然とテクノロジー
http://visioning.exblog.jp/21098461/
2013-12-16T17:16:00+09:00
2014-01-22T13:17:06+09:00
2013-12-16T17:05:10+09:00
mocho79
持続可能な思考
先日、デジタル・アート分野の第一人者のお一人であろう方のお話を伺いに行きました。作品と鑑賞者、あるいは作品同士がインタラクティブ(双方向)に反応する作品のお話などを伺い「最近のテクノロジーはスゴイな〜!」と思いました。
と同時に、どんなに複雑なプログラミングでも、自然界の多様性はまだ再現できないんじゃないかな〜とも思いました。
そこで2つのスピーチ(プレゼン)を思い出しました。
どうやって直すのかわからないものを、
こわしつづけるのはもうやめてください。
という1992年のセヴァン・スズキ(当時12歳)の伝説のスピーチ。
もう一つは、2013年にTEDでされた絶滅種の再生技術についてのプレゼンテーション。絶滅種とそれに近い現存種のゲノムを合わせて、絶滅種を再生させるという過激なアイデア。
日本語字幕や少し解説があるものはこちら。
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/131202.html
「どうやってなおすかわかならいもの」の一部なら直せちゃうかもしれない可能性が出てきているんですね。。。
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映画『ファルージャ』を見てきました
http://visioning.exblog.jp/21054180/
2013-12-09T15:38:00+09:00
2014-07-03T12:06:12+09:00
2013-12-09T14:11:32+09:00
mocho79
アート&シアター&音楽
レイトショーに関わらず130席の劇場が満席でした。
興味がある人でないと見に行きにくいテーマ&時間帯の上映ですが、ちょっとでも気になっている方には鑑賞されることをオススメしたくなる映画でした。
(少々ショッキングなシーンもあるので、一概にはオススメできないな〜という思いもありますが)
私自身がこの映画に興味を持ったのは
①そもそも中東情勢に疎い
②メディアに出る覚悟(決断)を持つプロセスや背景
といった所。
鑑賞後は「疎いとか言ってる場合じゃない」と反省しました。また、イラクでの様子が、日本とダブっているのように感じたシーンが意外にもいくつかありました。
現地デモの負傷者が運び込まれた病院で「これが民主主義なのか!君たちのいう民主主義なのか!」と言っていたイラクの方の言葉。最近の日本での法案の可決の仕方を見ていて思ったこととダブリました。
イラク現地の市民有志の方が、爆撃後の場所で遺体を片付けている様子は、東日本大震災での各地のことも彷彿とさせました。。。(日本は戦争ではなく自然災害ですが)
また、この映画を見たことによって、日本は「イラク戦争に自衛隊を派遣した国」として、現地の方々には認識されているんだ、という自覚を(今さらですが)持ちました。日本国民の多くが派遣を反対したことは現地にはほとんど伝わりません。日の丸のマークがついた軍隊が来たことが彼らにとっては事実です。
日本人が派遣のことを忘れつつあっても、現地の方は覚えています。米軍が撤退した後もイラクの治安は不安定な状態で、イラク戦争は集結したとは言えない状況です。
先天異常を持って生まれてくる新生児の発生率が周辺諸国に比べて高いという医師のお話もありました(数値は失念していまいましたが映画の中でおっしゃってます)。大量に使用されたといわれている劣化ウラン弾などの影響ではないかと推測されています。こちらは現地の医師達が事例を集めている最中です。
(ウランは原発で使用される燃料でもあります)
極端に言ってしまうと、我々はこれらに加担した政府の国民ということになるんだ。そう見られても仕方がないんだな、と思いました。
イラク人ジャーナリストの方が「日本は平和的な国だと思っていたから、自衛隊を派遣する(=アメリカ軍と協働する)ことを決めた時はショックだった。」とおっしゃっていたことが印象的でした。
この映画によって、再度「日本人人質事件」の時のようなバッシングが再燃するかもしれないことを、伊藤監督も、今井さんも高遠さんも覚悟をしての映画制作と取材の了承だったそうです。
メディアは情報の一部しかお伝えできないことを、皆さんご存知の上で、覚悟をもって制作をされています。一部しかお伝えできないからこそ、こちらもいろんな情報に出来るだけ接していく努力をしていきたいと思います。
ですので、せっかくご覧になるのであれば、トークショーのある公開予定日がとてもオススメです。映画ではお伝えしきれていない面のお話も伺えた機会になりました。
2013年12月7日(土)より新宿バルト9ほか
広島・横浜・梅田・京都・博多等々、順次公開が始まっています。
映画『ファルージャ』公式サイト Facebookページ]]>
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