|
2010年 06月 16日
3日間だけですが、山梨県の北杜(増富地域)と都留をハシゴしてきました。
初日は、間伐体験。 2日目は、田んぼのチェーン除草。 3日目は、田植え。 の予定でしたが、2日目は雨で取材のみ。 連続労働に戦々恐々としていたのですが、 3日目は都留周辺を視察することになり、 しっかり温泉も入ってきて、のんびりもしてきちゃいました(笑) 初日の放置林トレッキングでは、 増富@北杜市の魔子の山に登り、 膝はガクガク、後日太ももがモーレツ筋肉痛。 ついでに下山時にコケて右腕には軽い打撲。 これだけはさすがにヘロヘロになりました(笑) ただ夜は現地の友人、知人とゆっくり話せてきました。 過疎地の現場で頑張っている農場スタッフには、本当に頭が下がります。 現場スタッフの頑張りがもうちょっと報われる仕組みなり、支援なりが できないかなーと思いながら帰ってきました。あまりに大変そうです。 そして都留へ移住した友人からは、中山間の賃貸市場の現状も聞いてきました。 空き家はあるのに、借りられない状況は、 休耕農地を借りられなかった時の状況と重なります。 こちらも何とかならないかな、と考えながら帰ってきました。 農地賃借については、農地法の規制がありましたが(緩和もされましたが)、 空き家については、建築物ですから規制はありません。 それでも大家さんが貸さない理由は、 ①貸し慣れていない ②親戚が反対(お墓や仏壇がまだその地域にあったりすると特に) などなど・・・ ①は周辺サポートをしてあげれば解決できると思うのですが、 ②に関しては何とも・・・。 我が家も本家の長男という面倒くさい家なので(笑)、 その辺りの苦労は察しがつく分、大家さんの気持ちが判らないでもないんですよね・・・。 また①の理由から、賃貸で出すなら売っちゃいたくなる傾向もあるそうです。 そりゃそーです。古い建物であれば尚更です。 管理維持にコストがかかっても、中山間ですから家賃はそう高く設定もできません。 とは言え、移住組が最初から購入するというのもハードルが高い。 仕事を退職していく場合がほとんどですから、資金も限られていまし、 最初は土地勘もありませんので、 やっぱり賃貸の選択肢がもっとあるといいのになぁ、と思いました。 すでに移住している友人には、物件との出会い次第では購入の可能性もあるので、 相続時精算課税制度のことを少し伝えてきました。 親のスネをかじるというのも、 ある所から無い所へ動かす資金調達に変わりはないのです!(笑) 適用要件を満たすことや、ご兄弟の理解が必要でもあるので、 必ずしも使用できる制度ではありませんけど、 可能性を広げる選択肢は多い方が良いと思います。 まーそれにしても、都留の街っぷりを感じて、 増富は本当に限界集落だったんだなぁーと改めて感じました。 (お住まいの皆さん、ごめんなさい・・・) まず人と出会いませんし、すれ違う方は ほとんどが軽トラにツナギを着用されているご高齢の方です。 それに比べると都留は都会でした(笑) 今回はちょっと不動産屋っぽい内容になりました。 珍しい!(笑)
by mocho79
| 2010-06-16 23:04
| 農業&農的暮らし
|
ファン申請 |
||