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2013年 05月 20日
技術的なお話はわからねども、先進国だけでなく新興国のエネルギー事情や戦略も伺え、ネパールで未電化状況を体験してきたばかりだったので、とても興味深かったです。 東大特任教授の阿部力也先生のお話が特に印象に残っています。 阿部先生は、自立分散型の電力系統を非同期に連携させて、インターネット網のように情報に基づきながら電力を融通しあう電力網のコンセプト(デジタルグリッド)を提唱されてました。 小規模電力網の間で電力を融通し、電力周波数の変動を抑えたり、風力発電など電力変動の大きな再生可能エネルギーを電力網に連係しやすくすることを狙っているそうです。 小規模の電力網をメッシュ状に連携させ、柔軟に電力を融通しあうことで、再生可能エネルギー導入などにおける電力系統の諸課題を解決することを目指されてます なんだか良さそう。。。 上記デジタルグリッドに関するところはほぼコピペですので、 詳しいことはワタシに聞かないでください(笑) 一般社団法人デジタルグリッドコンソーシアム http://www.digitalgrid.org/ わたしたちの家庭にあるコンセントは、原発まで線が繋がっています(今は稼働していませんけど)。昔は電話も線に繋がっていた。でも今はスマートフォンのようなものがある。電気もそれと同じように、線が繋がらすに送電できるような時代がくるかもしれない。技術としては可能だ。 とおっしゃっていたことが印象に残っています。 新電力網構想ができるとしたら、もう今の常識の延長にないのかも。 そんでもって、そういう構想は、 まだインフラが整っていない新興国の方がチャレンジしやすいのかも。
by mocho79
| 2013-05-20 18:11
| 持続可能な社会
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